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The winner of our prize draw, Noriko's Diary
電話で教えて頂いたとおりに、Chemin Vert駅で降り、アパルトマンのあるヴォー ジュ広場に向かう途中、まだお昼だと言うのに見るからに新鮮な生牡蠣を氷の上に並べ始めるレストランを発見。後から聞いたところ、魚介類で有名なビストロらしい。後ろ髪を引かれながらも、スタッフサービスフランスの担当の方が待ってくれているはずなので、道を急ぐ。
始めに
日頃クジ運の悪い私が、今回ピープルファースト社の「パリの豪華アパルトマンでの週末」企画に当選したと聞いた時は、半信半疑でした。 案の定、当初の出発日だった3月17日(土)に、ウォータールー駅周辺の大きな火災のためユーロスターが止まるという事件が起き、6年ぶりの私のヨーロッパでのホリデーは延期に。 それでも、ピープルファーストの担当の方が速やかに再手配して下さったお陰で、無事翌週末にパリへ到着する事ができ、大変感謝しております。僭越ですが、その時の日記を以下に記します。
3月24日(土)
早朝のユーロスターに駆け込み乗車。窓から見える曇天を睨みつつ、パリは北駅へ到着。
ヴォージュ広場の入り口で、笑顔が素敵な日本人女性に迎えられる。フレンドリーに、でもてきぱきとアパルトマンや周辺の説明をしてくれる。この広場は元々アンリ4世によって建てられた王宮の中庭だったそうで、今は当時の素敵な建物は高級アパルトマンに。いかにもヨーロッパ的なシックな回廊に囲まれた中庭が、家族連れや恋人の集う公園になっている。
スタッフサービスのアパルトマンと同じ建物の一角に、ビクトル・ヒューゴーの家があると聞いてびっくり。「あれ、ビクター・ヒューゴーの家だってよ!」と英語読みで英国人の同行者に説明。「凄い!あんな近くにビクター・ヒューゴーの家が!?」と大喜びしたものの、「・・・で、ビクター・ヒューゴーって誰だったっけ?」と二人でお互いの無知を確認し合うはめに。
アパルトマンの窓からは、いかにも美しい広場と建物の向こうにエッフェル塔が見えて、パリに来たのだと実感。 室内にはテレビ、食器洗い機、電子レンジ等を始め、お茶、コーヒー、シャンプーから洗剤まで何もかもが揃っていて、何ヶ月でも住めそうな設備の上に、ラップトップがあれば日本のテレビ番組も見られると知ってびっくり。 備付けのファックスから、日本語でお天気や安全情報が送られてくるサービスも嬉しい。早速部屋に備付けのガイドブックをチェックし、いざ観光へ。 まずは、ヴォージュ広場の南側の出口を出てSt Paul駅から地下鉄に乗り、わずか駅三つという短距離でシテ島へ到着。始めは小雨だったのが風で横殴りに降り始め、石畳から足首に寒さがひしひしと染みてくる。ノートルダム寺院の前で強風に髪を煽られながら、引きつった笑顔で記念撮影。せむし男もびっくりの自分の写真にがっかり。 サンルイ島でゆっくりお店を見て歩きたかったけど、寒さに挫折。おのぼりさんらしく、とっとと凱旋門へ向かう。凱旋門から、ぶらぶらとお店を覗きつつシャンゼリゼを下り、コンコルド広場で夜景を・・・と思っていたのだけど、生憎のお天気のため遠くの明かりが霞んでいて今ひとつ美しくない。残念。 疲れてくたくただったので、夕食前にアパルトマンでちょっと一休みして・・・と思ったら、回廊から入る外門の開け方を忘れて大騒ぎに。やむを得ず緊急連絡先であるスタッフサービスフランスの方の携帯電話へ電話。遅い時間だったにも関わらず、男性スタッフの方が親切に説明をしてくれる。どうもすみませんでした。 夕食は生牡蠣より温かい物をという事で、サンパウ教会の近くのビストロでムール貝とステーキを。美味しい!お店のスタッフも親切で、適度のワインも効いて、すっかりご機嫌になって帰還。 アパルトマンに備付きの日本茶がまた美味しくて、身も心もすっかり温まって就寝。
3月25日(日)
お昼前に起きて、まずは昨日のビストロへ戻り、生ハムとゴートチーズのクロック、それとカフェオレで朝食。美味しい! 店内はご近所さんと思われる家族連れで一杯。中には朝からワインを飲んでる若者グループも。フランスの日曜日っていつもこんな感じなんだろうか?
エネルギー供給の後は、昨夜の恨みを晴らすべく再度コンコルド広場へ。
なんと今朝は快晴!ここからはオベリスクや二つの噴水を囲んで、遠景にシャンゼリゼやエッフェル塔、サクレクール寺院も見える。昨日の分もと張り切って写真を取り捲る同行者をせっついて、目の前のオランジュリー美術館へ。
あまりの人ごみで睡蓮がゆっくり見られなかったのは残念だけど、同行者は柔らかい色彩のローランサンやドガがいたく気に入った模様。
その後はテュイルリー公園をぶらぶらと歩いて、本日のメインイベント、ルーブル美術館へ。
古代、中世、近代、エジプト、イタリア、ギリシャ・・・ もう何でもありのルーブル。取りあえずミロのビーナスとモナリザを抑えて、自由の女神とかサモトラケのニケとかの教科書で知っている作品を見つけてはきゃっきゃっと喜んでいたのだけれど、とにかく広い!そして元々は王宮だったため配置に無理があるのか、結構見づらい。
人ごみのせいか、暑くて汗ぐっしょり。そして空腹。だんだん疲れて機嫌が悪くなってきた私に怯える同行者。
3時間程でルーブルを切り上げ、駆け足でアパルトマンへ戻り、セルフチェックアウト。忘れ物の指差し点検をし、指示通りに鍵を室内に置いてドアを閉めようとしたところ、突然に同行者が 「あっ!ヒーター消した!?」ガチャンというロックの音が石造りのアパルトマンに空しく響き、二人はパニック状態に。またもや緊急連絡先である携帯電話に電話し、留守電にメッセージを残す。たった二日で二回も緊急連絡する宿泊者も居ないだろうと自己嫌悪。
その後、店先に生牡蠣を並べたくだんのレストランを恨めしげに横目に見ながら、空腹のまま小走りにChemin Vert駅へ。早めに北駅に付いてほっとしたところ、混雑とユーロスターのミスで1時間半並ばされているうちに、予約していた電車出てしまう。遅い便を取っていたので、次は最終便。それに乗れなければ今日はイギリスに帰れない。悶々として並んでいるところに、パリのスタッフサービスの方から先ほどのメッセージへの折り返しの電話が。「大丈夫ですか?もし最悪今日の便に乗れなくなったら今夜の宿泊先を手配しますから、安心して下さい。遅い時間になっても遠慮しないで連絡を下さいね」優しい一言にほろり。スタッフサービスフランスの皆さん、本当にお世話になりました。
結局何とか最終便に乗る事は出来たのだけれど、満席で一人はドア前の補助席へ。
「飛行機ならエアラインのミスで乗れなかった場合はアップグレードなのに、ユーロスターの場合はデグレードなんですか?」っと、突っ込んでみるが、「ごめん。でも僕のせいじゃないから」という、とってもフレンチな(イギリスも?)回答に負ける。 等などと色々トラブルはありましたが、思い出せばそれも楽しく、やっぱりとても楽しいホリデーでした。ピープルファーストの皆さん、こんな素敵な企画をありがとうございました。
このままラッキーが続いて、ピープルファーストから素敵な仕事が舞い込んで来るはずと、大きく期待 しておりますので、今後とも是非宜しくお願い致します。
